訪問歯科診療
visit嚥下内視鏡検査(VE)
このような症状がありましたら、ご相談ください。
- 肺炎や発熱を繰り返している
- 誤嚥性肺炎にかかったことがある
- 夜間に咳き込むことがある
- 食事時間がとてもかかる
- 食事中や食後にムセ、咳、痰、ガラガラ声の症状がある
- のどのあたりに違和感がある
嚥下内視鏡検査(VE)とは?
内視鏡検査について
内視鏡検査とは、内視鏡を鼻からのどのあたりまで挿入し、動画によって状態を確認する検査のことです。
検査食もしくは普段のお食事などを飲み込むときの咽頭部の動きを動画で確認して診断いたします。
使用するカメラについて
使用する内視鏡はとても細く(3.2mm)、挿入時の違和感が少ないです。
一般的な胃カメラの太さは5.9~9.4mmですので、ほぼ半分以下の太さです。
また、表面麻酔剤を使うことで、少ない痛みで通すことができます。
費用について
内視鏡検査は、保険適用の診察となります。
費用の目安は、1回につき2,000~5,000円程度です(保険の割合負担により変動します)。
検査の流れ
摂食嚥下障害のうたがい
摂食・嚥下機能検査(内視鏡)
治療・訓練方法の決定
- 嚥下機能の診断
- 必要な歯科治療の決定
- 食事中の姿勢の決定
- 誤嚥を防ぐための嚥下方法の確認
- 関節訓練や直接訓練の決定
- 口腔ケアの方法の確認
栄養摂取方法や食形態の検討
- お口から摂取できるかの決定
- 食事の形態
(ゼリー食、とろみ食、きざみ食など)のご提案 - 経管栄養
(胃ろうや経鼻経管栄養など)適応の検討 - 経管栄養と軽食摂取の併用のご提案
治療訓練方法の例
機能的口腔ケア
呼吸をする、食べる、おしゃべりをする、笑うなどといった口腔機能を維持・増進させるために行うケアです。
お口のトラブルを予防するだけでなく、認知症の予防や進行の抑制といった効果も期待できます。
内容
- 舌や唇などのお口まわりの筋肉を動かすトレーニング
- 呼吸・発声などの機能維持および改善
- だ液腺のマッサージ
- リラクゼーション など
器質的口腔ケア
むし歯・歯周病を予防するために行うケアです。ブラッシングや専門的なクリーニングを行います。
お口の環境を清潔に整え、誤嚥性肺炎などの予防にもつなげます。
内容
- 歯がある場合
- ブラッシング、歯間ブラシやフロスなどによるケア、フッ素入り歯みがき粉の使用
- 入れ歯の場合
- 入れ歯洗浄剤、入れ歯専用ブラシを用いたお手入れ
- 歯がない場合
- 舌ブラシや粘膜ブラシを用いた、舌・粘膜のお手入れ、うがい
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